２０００　ＯＰＴＩＯＮ２　４時間耐久　ｂｙ　ＰＯＷＥＲＳＰＯＲＴＳ　ＧＡＲＡＧＥ安木
２０００年第２戦　結果　・パワースポーツAE86トレノ　優勝　　　・D-CAR'SパワースポーツＥＦ９　　２位 小島・塩津ＡＥ８６は前回、フレッシュマンクラスで優勝　　　２連続優勝達成 AE86、EF9　ワンツーフィニッシュにてチェッカー
開催日程　：　２０００年１２月３日（ｓｕｎ）　　中山サーキット　　岡山県　　　　　晴れ
参加車両：　・AE86トレノ　1台　　　　・ＥＧ６シビック　１台　　　　・ＪＴ１９０ジェミニ　１台　　 　　　　　 結果　　２台完走　　AE86エンジンブローにてリタイヤ
実は、当社の代車で使用している、いすずのジェミニ（ＪＴ１９０）を急遽エントリー 今回は大阪、堺のパワースポーツD-CAR'Sシビックが優勝！！　パワースポーツ代車ジェミニ２位のＯＰＴＩＯＮ２トロフィーをゲット ＪＴ１９０型のジェミニって、知っていますか？　　１６００ＣＣ・ＤＯＨＣノンターボで当時、ハンドリングｂｙロータスモデル 兄弟車のジェミニでターボのイルムシャーというのも有りました 今回も波瀾万丈。　やはり耐久レースは面白い！　　朝いちからどたばたと・・・ ジェミニのフロント耐久用メタルで特注させ、１１月末の納期が前日のお昼に、それがまた悲惨！出荷ミスで宅急便に乗ってない！ 急遽、東京からジェット便で耐久当日、中山サーキットＡＭ８：３０必着・・・？・・・案の定　来ません トホホ・練習走行も始まりました 何とか１０：００に荷物が届いたとのアナウンス、とりあえず予選はノーマルパッドで走らないですみました 増栄・飯住ＥＧ６は練習からＶＴＥＣのかかりが悪く、水温の安定に追われセッティングが出た頃には予選時間！！ 何とか走り抜き４番手スタート 今回の為に超大型タンクと、コレクタタンクをパワースポーツにてＳＰＬ製作 小島・小野・谷本ＡＥ８６は前回の優勝ハンデで１０分＋大型ガソリンタンクで６分＋コレクタタンクで５分 合計２１分のハンデを負い、ピットからのスタート いちかばちかノンストップ給油に賭けてみたわけです 予選ポジションはピットスタート２１分遅れと決まっているのでタイヤを１皮剥く程度に流し決勝に望む
決勝スタートして、増栄・飯住ＥＧ６は順調に周回数を重ね、アッパーマウントの壊れたジェミニは 途中オーバーヒートによりピットイン、サーモスタットを取っ払い再スタート 中盤、軽い接触でＡＥ８６のマフラーが脱落！ カランコロンとひこずって走行・・・のちオレンジボール旗により強制ピットイン レギュレーションにより１０分は止まらなければいけないので、優勝はこの時点で望み薄、 でも気分一新再スタート　　が、やっぱりです不幸はついてきた！　行けるとこまで行け！！なんと、 またもや次はエンジンから異音。コンロッドをたたく音が・・・・・　　　２時間半でリタイヤ 順調に２回給油の増栄・飯住ＥＧ６がＶＴＥＣ不調に見舞われながらも終始タイムを１：０９〜１：１１の最速で安定して走行 そのまま勢いもとどまらずレギュラークラス優勝！！！ ジェミニは１回給油とし作戦を変更　　後半３０分にてペースダウンを行い何とか２位でチェッカーを受けることが！！ 今回ＡＥ８６はノンストップ作戦で３連戦３連勝を狙っていたが４時間の長丁場 トラブルも見越しての作戦がやはり大事である
ドライバー：　８名　 メカニック：　３名 にわかカメラマン：　チーム員
このたび、当社が各クラス表彰台のシャンパンを協賛 オイルメーカー：スピードマスターにも声をかけて景品を協賛するという景品持参で参加 各チームの表彰台に上がられた方＆じゃんけん大会で勝った方など大変感謝されました　　　次回も協賛させていただきます みなさんお疲れ様でした
トレーラーから降ろしたら早速、各車セットアップ
ＡＥ８６解説 　　　　 ジェミニ解説 超大型燃料タンクです 重量バランスにより 後部座席のスペースに取り付け 内部の隔壁もかたよりを考え設計 隣はコレクタ アルミ製ｔ＝４ｍｍ　完全 現車合わせ品 リヤショック取付位置を ノーマルより５ｃｍ下げて 車高を下げてもストロークを 確保 助手席のドアを開けて 見たところです タンク、コレクタ共に インタンクです メインタンクの方は 細かな仕切板が入っています 片寄り防止対策済 リヤスプリングは ５ｋｇ／ｍｍ　φ６０を切断し バーナーであぶり、すわりを 付ける ハイトを１２０ｍｍにし、 計算値８ｋｇ／ｍｍ もっと硬い方がいいようです 左がメインタンク内のＦＵＥＬポンプ ＡＥ１０１用です 右がコレクタタンクのＦＵＥＬポンプ ＲＢ２０ＤＥＴ用です 少し燃圧が上がってしまいました 各インタンクです 共に、工場に転がっていたもの リヤスタビは Ｌアングルを溶接し スタビの効きを向上 がちがちです。 ＡＥ８６, ４番ピストンです オイルパンをはぐったら バラバラの破片が 出てきました。 全損です レース終えてのフロントＰＡＤ 左上のＰＡＤは写真では 見にくいですが、半分以上 メタルが剥離しバックプレートのみ になっています一応 特注の耐久用メタル 次回はローター、キャリパー共 サイズアップします １０万ｋｍ以上の Ｏ／Ｈもチューニングもしていない エンジンです。 ゴミ。 寿命でしょう 車高が低く、縁石をまたいだ 走行を繰り返した結果 フロントロアアームが 縁石にヒットし、つぶれて しまいました。 次に乗せ換えたＥｇ(ｴﾝｼﾞﾝ) です これも　ド・ノーマルです ２００１年はこのＥｇで参戦！ いつまでもつか？ 真ん中のベアリングが バラバラになったアッパーを 組み立てて４時間走行！！ レース終えても一応壊れて いません 今は、新品を入れています
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