フルクロス化により
かったるかったシフトチェンジも
気持ちいいつながりになります

大加工です
・アデリア シビッククロスギア1、2、3
・ATS シビッククロスギア 4、5
・オープンデフ用ケース加工
・シビッククロスギア加工、1stギア
・プレリュード純正カウンターシャフト加工

ユーロRミッションはシビック、インテグラに言わせればまったくクロスではないんですね〜
ファイナルとのからみもありお話にならないくらいのギア比です・・・・・・・・では早速作りましょう

パワーゲートプレリュードは2005年まで大加工の3rd、4th、5thの3速クロスでしたが
2006年よりもっと複雑なローギアとカウンターシャフトを精密加工することにより
フルクロスまで行き着くこととなります

5thはフォーク、ケースの加工、ローはギア、カウンターシャフト、ニードルベアリング各
精密加工しています (ギアは1/100以上の精度が必要ですのでマシニングにて外注対応)

すべてのギア、メインシャフトがシビック用になりますので各、クリアランスの再調整が必要
測定数値は完全に基準値外となるために再調整、測定には時間をかけカンペキにします

POINT: 加工パーツの組み付け作業前におこなうギア測定、ケース測定、クリアランス測定に
いちばん時間を有するところです

プレリュード独特のかったるかったシフトのつながりがシビックのように抜群に良くなりました
エンジンパワーで30ps変わったかのようなタイムアップをセントラルサーキットにて実証

・ミッションケースを溶接し補強する  シビック5thにあわせてケース加工
・ローギアは内径をマシニング、カウンターはニードルベアリング長にあわせ加工する
・シビックの5thスリーブ形状にあわせフォーク形状、厚み変更
・組み立ててトータルクリアランスを測定しシムを選択  当然ながらまったくの基準値外
・だんだん頭がこんがらがってきます  開発の時間ももう限界です
・開発から完成までに2ヶ月かかりました  ギア比は奥が深い






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